*** ラグビー ***

*** ルール(ラグビーユニオン) ***

相手陣地のゴール領域(これをインゴールという)でボールを地面に置くことをトライ (TRY) と呼び、ゴールラインの上空、線上に建てられた2本の柱の間のクロスバーより上にボールを蹴り入れることをゴールと呼ぶ。プレー中にドロップキックしてのゴールをドロップゴール、相手の反則の際に与えられるペナルティーキックでのゴールをペナルティーゴールと呼び、また、トライに成功したチームにはゴールの機会が与えられ、これをコンバージョンと呼ぶ。それぞれの得点は、トライが5点、ペナルティーゴール及びドロップゴールが3点、コンバージョンによるゴールが2点である。

選手は、ボールを持ち、走り、投げ、蹴ることができるが、ボールを前方に落としたり(ノックオン knock on)前方に投げたり(スローフォワード throw forward)してはいけない。つまり攻撃側は、『ボールを持っているプレーヤーが、自チームの15名の先頭にいなければならない(ボールを持たないプレーヤーがボールを持っているプレイヤーよりも前にいる場合、そのプレーヤーはオフサイドの位置にいるのでプレーに参加できない)。』のである。守備側は、ボールを持った選手のみに対して、タックルをすることができ、これによって倒された攻撃側の選手は、ボールを素早く手放さなければならない。これを行わないと、ノット・リリース・ザ・ボールという反則になる。

タックルによって選手の動きが止まることで、後に続く攻撃側、守備側双方の選手らが集まり密集が形成されるが、その中の選手がボールを持っている状態をモール、ボールが地面にある状態をラックと呼ぶ。この他に審判の指図で意図的に形成される整然としたスクラム scrummage と呼ばれる密集状態があり、スクラム及びラックの中では、ボールの操作は足でのみ許されている。スクラムは、審判の「クラウチ」→「タッチ」→「ポーズ」、そして「エンゲージ」の合図で両チームのフォワード(前衛)同士が円陣を組むように組み合い、スクラムハーフがボールをスクラム内に投入し、攻撃側、守備側双方のフッカーがこれを取り合う。ただし、ゴールラインが近い場合にはスクラム内にボールをキープしたままインゴールに押し込んでしまう場合がある。この場合はスクラム・トライというトライになる。

ラグビーでは常に危険が付き纏うため、反則が事細かに規定されているが、反則があっても必ずしも競技が即中断されるとは限らず、反則を犯したチームに不利な展開が続く限り猶予される場合があり、アドバンテージ(を見る)といわれる。この時、主審は有利なチームに向けて水平に腕をあげている。

反則からの再開には、スクラムによるものとペナルティーキック等によるものとがあり、反則の種類によっていずれで再開されるかが定められている。比較的軽い反則からはスクラムで再開し、重い反則からはペナルティーキックから再開される(フリーキックもある)。1チーム15人で競われる(重大な反則を犯したときは、イエローカードを提示されるシンビンとよばれる10分間の一時的退出やレッドカードを提示される退場もあるので、その場合は14人以下になる)。大学生以上の場合、試合時間は前後半あわせて80分であり、ハーフタイムは10分以内である。

ボールがタッチラインから外に出るとラインアウトという方法で再開する。出た地点からゴールラインと平行に引かれた仮想線(これをラインオブタッチという)の両側に両チームのフォワードが並び、出た地点から出したチームの相手側(ペナルティキックの場合出したチーム)の選手がラインオブタッチ上にまっすぐに投げ(まっすぐでないときはノットストレートという反則になる)、それを両チームが取り合う。

近年のラインアウトは、ルール変更もあり、人を持ち上げて、より高いところでボールを取ろうとするのが普通である。ただし、反則によるペナルティーキックで直接外に出した場合は出したほうが投げる。ところが、タッチラインの外でボールを投げ入れる側がボールを直接捕ったとき、フォワードが並ばないうちにボールを投げ入れてしまうことがある。これをクイック・スローインといい、戦術の一つとなっている。ただし、どちらか片方のフォワードが並んでいた場合は当然反則である。

ラグビーではしばしばゲインラインという用語が使われる。ゲインラインは攻撃の有効性をはかる指標のひとつであり、直前の攻撃の結果できたポイント(スクラム、モール、ラック等の地点)を通りゴールラインに平行な線がゲインラインとなる。ゲインラインからどれだけ前進(後退)するかは、その攻撃でどれだけ自分たちの地域を獲得できたか(できなかったか)を意味し、すなわち、得点できる(される)かのキーポイントとなる。ラインアウトの場合はラインオブタッチが、スクラム、モール、ラックの場合はその中心線がゲインラインとなる。

試合時間は前半・後半各40分の計80分だが、終了時刻を過ぎてもプレーが途切れるまで試合は継続される。ペナルティキックやフリーキックでも試合は継続される。ラグビーでは、試合終了のことを「ゲームセット」ではなく「ノーサイド」と呼ぶ。戦い終えたら両軍のサイドが無くなって同じ仲間だという精神に由来する言葉である。 計時方法はサッカーと同じロスタイム制度が多く使われるが、重要な大会ではタイムキーパー制度が使われる。これは、負傷者の手当や選手への指導など、審判が必要と認めたときに計時を止める方式である。そのため、40分を経過した時点でホーンが鳴り、時間が来たことを知らせる。基本的にプレーが止まると終了だが、後半の場合、リードしている側が反則を犯した場合、試合は継続する。そのため、リードしている側はボールを外にけり出して試合を終了させる。

ノーサイド精神はプロ化の進んだ今日でもラグビーに影響を与えている。例として、観客席を区別しないことや、最近までラグビー場はシャワー室が一つだけで敵味方が譲り合って使用していたこと、さらに試合後にアフターマッチ・ファンクションと呼ばれる親睦会を行う習慣は19世紀から今日まで続いている。試合が終わって相手と親睦を深めるまでがラグビーという考え方である。

*** ラグビー関連ページ ***

ルール(ラグビーユニオン)
ラグビーのポジション
ラグビーの大会

*** ゴルフ ***

男子

女子

Designed by CSS.Design Sample